朝日新聞1月4日夕刊の一面記事に懐かしい文字があった。
「あしなが育英会」…自殺・災害遺児等の支援団体。99年に国内初のレインボーハウス設立。
私は高校1年生から大学4年生まであしなが育英会の街頭募金・イベントにボランティア参加していた。
毎年春と秋に街頭募金、ボランティアイベントとしてウォークラリーが開催されている。
それぞれ、自分の時間が許す限り、ボランティアスタッフとして参加していた。
主に自分の住む千葉の拠点を中心に参加していた。
学生募金事務局へも行ったし、街頭募金拠点責任者の代番もやっていたこともある。
さて、この「あしなが育英会」のあしなが学生募金の活動を通して思ったこと…
私は活動の始まりは高校1年生の時の秋の街頭募金からの参加でした。
仲間が増え、活動の趣旨にも賛同でき、積極的に参加していました。
阪神淡路大震災で親を失った震災遺児の継続的支援も行っており、
神戸出身の私には感動すら与えられました。
遺児の精神的な支援…レインボーハウスは米国には200箇所存在するが、日本には神戸の1箇所のみ。
それだけ日本の遺児に対しての精神的ケアは遅れているということだ。
あしなが育英会が建設した神戸市東灘区のレインボーハウスが全国でも初の心のケアセンターとなった。
まだまだ日本の遺児の心のケアハウスとしては数が少なすぎる。
遺児の金銭的な支援…募金で集められたお金は遺児の進学支援の奨学金として利用される。
毎年、不景気な中でも全国で何億もの協力があり多くの遺児が進学の夢を叶えることができただろう。
私の参加率は、この活動を知れば知るほど低下していったのも事実だ。
ボランティアスタッフの何人が、この活動の趣旨を知って参加しているのだろうか。
協力することは良い事だが、人を集めて金を集めて「それでOK」はちょっと違う気がしてくる。
また、活動で得た浄財が効率良く遺児への支援活動に使われているか、と言われればそうではない。
実際、無駄なコストが多いと私は感じた事が多々あり、それを知る度に私の積極性も失われていった。
現在、日本で2番目の心のケアセンターが日本の中心・東京都に建設される運びとなった。
次回の建設が東京=首都圏の広範囲の遺児に通ってもらいたいという意向で東京都に決定したそうだ。
やはり地価が高いので建設には相当な費用がかかる。
必然的に募金で得た活動資金もそちらに向けられる比率も高くなる。
しかし、9億円かけて東京に建てるレインボーハウスが何故に日野市百草!?
東京駅から京王百草園駅まで最速でも50分、交通費は片道500円。
遺児家庭の平均年収は一般家庭の3分の1と苦しい状況が分かっているのに、東京の郊外に建設ですか…
■群馬県高崎…片道2時間30分 2200円
■栃木県宇都宮…片道2時間15分 2200円
■千葉県千葉…片道1時間30分 1090円
■神奈川県横浜…片道1時間 570円
■茨城県水戸…片道2時間45分 2520円
首都圏の広範囲の遺児の支援を決めた結果、こんな感じです。
批判したい訳ではない、活動の方向性に関しては賛同でき、ぜひ活動を広げて欲しいと願っています。
しかし、効率的な活動への努力と再考の余地はまだまだあるのではないかと思います。
皆さんもあしなが育英会の活動へのご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。
■参考>>あしなが育英会ホームページ